English Site  
 


JKSKからのメッセージ
JKSK役員からJKSKの思い、視座、目標、提言などを
アップトゥーデイトに発信してゆきます。

第7回 村田 由美子 女子教育奨励会理事

「女性無くして事業成らず」

村田由美子  写真

私は、法律と会計のワンストップオフィスをコンセプトに横浜で事務所を開設して8年が経過しました。所員も20名を超え、ふと気がつくと男性は3名のみ、あとは全員アマゾネスのように逞しい女性達です。この男女構成は、はじめから意図したものではなく、全く世相を映しているとしか思えないのです。といいますのは、当事務所で人材を採用する時、まず筆記試験、それから面接を2回行うのですが、筆記試験の成績が断然女性の方が良いのです。次に面接ですが、はきはきと意見を述べ、やる気満々と強固な覇気を感じさせるのは圧倒的に女性なのです。たまに男性を採用しても、女性軍に圧倒されてか、自滅して戦意喪失退社ということが確率的に多く、「まったく今の男の子は・・・」と思ってしまいます。(これって逆差別?)
というわけで、当村田事務所に於いては、「女性の活力を社会の活力に」というのは「100%」達成されております。

さらに、彼女達の仕事に対する意欲たるや素晴らしいものがあり、グータラ所長である私が「これ明日にして帰りましょ」などと申せば、すかさず「でも先生、明日は○○があるから、今日、これを終らせないと帰れません。」などとのたまい、結局私はしぶしぶ残らされ、仕事を片付けてから帰るという毎日です。また、彼女たちに何か課題を与えると、充分調査をした上でいろいろな資料やアイデアを持ってきます。「仕事が面白くないなら辞めなさい。」というのが、村田事務所のモットーですが、全く彼女たちの意欲、仕事を通して自己実現というか、自分の能力を高めたいというエネルギーは大したものです。 30代で、子育てをしながら、仕事をしながら、資格試験にチャレンジし、取得している所員も多数います。

あ!そういえば、かくいう私も39才で資格試験の勉強を始めたのでした。
夫に言われるまま、はじめに受けさせられた宅建主任の試験を、一夜漬けのテクニックで、ビギナーズラックで受かってからというもの、次々とチャレンジさせられ、気がつけば5年ほどの間に税理士、司法書士、行政書士、CFP等8つの資格を次々と取得していました。でも、ここまではだだの資格チャレンジの話ですが、私が50才になった頃、夫がガンで余命6ヶ月と宣告されたのです。夫は私に言いました。「俺がいなくなっても生きがいをもって生きていけるように、仕事を始めなさい。」と。
「えーっ、そんなの聞いてない。だってずっとお気楽な専業主婦で、仕事なんかしたことないし、それに税理士だって、司法書士だって、相応の先生について1、2年修業してから開業するんでしょ、ムリムリ。」と心の声は叫びましたが、病夫のたっての願いと思って、開業したのでした。この事務所、3ヶ月もつかな?なんて思いながら・・・。それが8年もち、そして年々歳々業績拡大しているなんて!
結論は、女性の底力は凄いということ、そして何かを始めるのに遅すぎることはないということ、でしょうか。

仕事を通じて、沢山の方にお会いしますが、よく「先生に会って元気をもらった。」といって頂きます。仕事をしてきて、本当によかったと思える瞬間です。今後の目標は、社会に活力を提供できるような良質な人材を多数育成すること、現在、力を入れているボランティア的な仕事、具体的には、裁判所民事調停委員としての活動、そして高齢化社会に備えての成年後見制度を普及するNPO法人としての活動、成年後見人を育成する活動、などを通して、微力ながらも、社会の構成員としての責任を果たしてゆきたいと思っております。

村田由美子 略歴
1947年東京生まれ。慶応大学大学院法学科修士取得、その後、高千穂商科大学大学院経営学科修士取得。
専業主婦生活のかたわら、39才で資格試験の勉強を開始し、宅建取引主任者に始り、次々と資格を取得。現在は、司法書士、税理士、行政書士、CFP、他9資格を取得登録している。
2000年に村田由美子綜合事務所を開業。マルチライセンサーとして、20名のスタッフを擁し、法律と会計のワンストップサービスを提供している。また、裁判所民事調停委員としても活動中。
2007年には、NPO法人ワンストップ成年後見センターを設立。成年後見普及活動としての講演会開催、また講師依頼に応じたり、成年後見人としての活動も行っている。NPO法人の起業に関し、2008年5月にフジサンケイ女性起業家ビジネスプランコンテストで秀作を受賞、産経新聞に掲載された。

 

バックナンバーリスト

2008年1月 第6回 志賀 こず江 女子教育奨励会 理事
2007年1月 第5回 清水 敬允 女子教育奨励会 理事・事務局長
2006年7月 第4回 棚澤青路 女子教育奨励会理事
2006年7月 第3回 川戸惠子 女子教育奨励会理事
2005年12月 第2回 渋澤雅英 女子教育奨励会会長
2005年9月 第1回 木全ミツ 女子教育奨励会理事長
日本再生のために~女性の活力を社会の活力に~

 

 

 
▲このページのトップへ 
2008©JKSK All Rights Reserved.