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JKSKからのメッセージ
JKSK役員からJKSKの思い、視座、目標、提言などを
アップトゥーデイトに発信してゆきます。

第11回 木全ミツ 女子教育奨励会理事長

「JKSKならではのリーダー育成を!」

日本の近未来を引っ張っていってくれることが期待される、JKSKの優秀、有能なメンバー達が、今、企画、構想している「JKSKリーダーシップ育成プログラム」の修了生に期待すること、それは、

世界観をしっかり身に着けた日本人であってほしいということです。
つまり、


*地球上に住む1人の人間として
*アジアの一員として
*日本人の1人として
という自覚のなかで、「どういう生き方をしたいか」、「していくべきか」「しているか」について明確な認識をもち、行動をとるという基本姿勢の中でリーダーシップを発揮できる存在に。そのためには、

1)世界が直面している、アジアが抱えている、日本社会の持つ諸々の課題に関して
 *常に自分の問題として関心を持つこと
 *その上で自分の意見を持つこと
 *どう対応したらいいかの解決策を真剣に考え、提言できること
 *その中で、自分にできることは何かを明確にして、行動に移すことが出来ること
 *更に、自分の意見や考えを自分の言葉で表現・発言できること
 *そして、国際社会においても自分の意見を自ら発言していける語学力(英語)を身に着けること、そして、

2)「自分のことしか考えない日本人」などと言われてきた国際社会の風評を吹き飛ばす模範的な日本人リーダーに、そのためには、
 *「自分以外の誰かのために」を生活信条の基本に
 * 相手の抱えている問題に関心をもち、正確に理解し、
 * 問題解決を共に考え、具体的な提案が出来
 * 共に、具体的な行動がとれるリーダーに

3)「日本社会にはロールモデルがいない」ではなく「自らがロールモデルに!」

4)「日本人がどっぷりと浸かってきた依存の文化から率先して脱出し、特に、支援を求め、助けてもらうのが当たり前としてきた女性達の依存の風習からの脱皮を!」「自らは、どんな時代、どんな境遇におかれても、自立して生きていける人間に!」
 *政府への依存
 *政治家への依存
 *社会への依存
 *会社への依存
 *家族、夫への依存、妻への依存、子供への依存に決別を。

5)そして、ご提案です。「女性~」をやめませんか

「戦後70年、女性支援,女性リーダー育成、・・・・というように、女性女性という名の下に、公的機関でも、企業でもどれだけ多くのことが計画され、プログラムがつくられ、予算が投入され、実施されてきたか」

「しかし、”女性“という名前がつけられた瞬間に、あれは、女性の問題、だから女性の責任者、担当者を決め、予算をつけて、女性達にやらせておけばいい・・・と」

男性達には関係のない問題とされ、その結果、日本の社会の現状は何にも変わらないできた。そして、終戦後70年過ぎた今日においても、依然として「女性のリーダーシップ・・・」云々と同じことを繰り返している」

「その結果、「女性支援」という言葉の下で、「男たちは、力が有る無しに関わらず、男は、女より上なんだというムードの中で、具体的に支援をしていない男たちも女性を支援しているというムードの中で生活し」「女たちは、支援してもらうのが当然であるという依存心の中でいきてきた」

「その結果、大学進学率は世界で3位であるけれども、国民の税金を湯水のごとく費し、高等教育(高校、短大、大学、大学院、留学など)を受けながら、その受けた成果を生涯を通して社会にお返しをするという国際社会の常識を身に着けることもなく、また、日本の女性達は、受けた高等教育を活かして社会のリーダーとして生きるという自覚に乏しい中で、各界における政策決定の場で、責任ある仕事をしている女性の比率が世界で、最低のレベルであるという現状を招いている」

「この女性達が社会にお返しをしてこなかったことも、次世代への莫大な借金になっているという自覚を持たねばならないのではないでしょうか」

このような日本社会の現状に対して「国際社会では、男だけがつるみ世界中で金儲けに明け暮れ、女を蔑にしている野蛮国などとあなどられている」

「この実態を何とかしませんか」と常に、励ましの言葉とともに、具体的な提案まで呼びかけてくれてきたアメリカの友人達。そのアメリカからキャロライン・ケネデイ氏が駐日アメリカ大使として赴任することになった。必ず、彼女も同じくこの問題に迫ってくることは火を見るより明らか。既に、その動きもあるやに伺っております。「なぜ、アメリカは、そこまで、 関心を示してくるのか」

「9月12日に離任した前駐日大使John V. Roosから伺った話の中にも、強靭な日米同盟の維持は、米国にとっても、アジアにとっても、日本にとっても、非常に重要、不可欠のものである。今日まで、うまく機能してきたのは、日米のリーダー達が若い時代に同じ机を並べて勉強し、強い個人的な友情、信頼関係で結ばれてきた仲間同士であったから。今日のように、日本から米国留学を望む若者が少ないことは、将来、彼らがリーダーになる時代の、強靭な日米同盟の堅持が危ぶまれる・・・という危機感から、時間があったら日本の大学を訪れ、学生たちに語りかけてきた」ということからも、明らかなように、また、

「大使夫人のスージー・ルース氏(弁護士)も大使夫人としてではなく、アメリカ国民として率直に発言する方であったが、常に、優秀な日本の女性達が思う存分活躍できていない日本社会のありように疑問をもち、語りかけてこられた」

「優秀有能な日本女性を知っている多くのアメリカ人達は、将来の強靭な日米同盟を堅持するために、この優秀な日本女性をカウンターパートの枠組みの中に抱き込んでいいこう」という雰囲気が伝わってくる。

「キャロライン・ケネデイ大使の赴任、ACCJ(日本アメリカ商工会議所)内での女性関連活動、その他先進国のこの問題に対するリーダー達の関心の高まりを好機ととらえ、国際社会に通ずる、本当の意味での日本社会のリーダー育成にJKSKが貢献するチャンスであると思っている。」

また、「2020年の、オリンピックの日本開催を受けて、いやがうえにも、国際社会における日本社会への注目の度合いは高くなっていく」

「この機会に、野蛮国と言われてきたことからの脱却し、自分の事しか考えない日本人などと言われてきた批判を吹き飛ばし、日本社会に蔓延してきた従来の価値観では、もはや対応できなくなっている現実を見極め、女性も男性も能力を存分に発揮し合う健全且つ素晴らしい日本社会のありようを世界に示す絶好の7年間にしていってはどうかと思う」

「健全な日本社会のリーダー育成にJKSKが、その手腕を世に示していくに当たっては、「女性リーダーシップ育成プログラム」ではなく「JKSKのリーダーシップ育成プログラム」として、JKSKならではのリーダーシップ育成プログラムを推進し、ひいては、男性、女性の枠組みを超えた日本のリーダーシップ育成プログラムの模範として社会に貢献をしていけたらと思っている。

女子教育奨励会 (JKSK)は、120年前に「日本女性の国際化、社会参画」を目指して発足した。しかし、その理念、目的が軍国主義の台頭により達成されないで100年間眠ってきたことに対して、「21世紀版JKSK」を再発足させ、「活用されてこなかった国家資産である女性人財の活用を」というVISIONのもと、この12~3年走って来ましたが、時代の変遷は大きく、女性女性と狭い範囲の中で対応していこうとするところに、問題解決を遅らせてきた歴史が、限界があることを認識、反省し、男性、女性を問わず、日本のリーダー、世界と対峙していくことのできる、世界に通用する日本のリーダー育成に応えていけるJKSKでありたいと考えている。

2013年11月

バックナンバーリスト

2010年4月 第10回 阪本正彦 女子教育奨励会 理事
2009年4月 第9回 佐渡アン 女子教育奨励会 理事
2009年2月 第8回 堀井紀壬子 女子教育奨励会 理事
2008年3月 第7回 村田 由美子 女子教育奨励会 理事
2008年1月 第6回 志賀 こず江 女子教育奨励会 理事
2007年1月 第5回 清水 敬允 女子教育奨励会 理事・事務局長
2006年7月 第4回 棚澤青路 女子教育奨励会理事
2006年7月 第3回 川戸惠子 女子教育奨励会理事
2005年12月 第2回 渋澤雅英 女子教育奨励会会長
2005年9月 第1回 木全ミツ 女子教育奨励会理事長
日本再生のために~女性の活力を社会の活力に~

 

 

 
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