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JKSKサロンレポート 
JKSKでは毎月スピーカーを招き、会員とゲストの交流会を開催しています。2月の交流会は、NPO法人「NPOカタリバ」代表理事の今村久美さんをお招きし、お話をうかがいました。

●JKSK会員とゲストの交流会 2月

講 師:今村 久美 さん
テーマ:「カタリバの誕生と今日までの活動」

今日の講師は今村久美さん。JKSKの会員であるが、今村さんは2008年度「日経ウーマンオブザイヤー」及び2009年度「内閣府チャレンジ賞」をそれぞれ受賞。また「タイム誌」の表紙にもなった今話題の輝いている若き女性リーダーである。

2002年に「カタリバ」を立ち上げたが、「最初話を聞いてくれたお客様がJKSKであり、今日は親の前で話をするようで緊張する」という言葉から話が始まった。

*カタリバの活動とは、一言で言えば「高校生に目標を持ってもらうような動機付けを行うことであり、一緒に話し合う《語る場》」を持つということだという。

*目標を持つことが人生にとって大切なのに、今の日本の高校生や若い人達が、如何に自分の目標を持てないでいるか、そして問題なのは高校生たちはそういう動機付けがされる機会が無いということである。動機さえ与えれば彼等は生まれ変わるという。

*統計によると、日本の学生は「自分は駄目な人間だと思う」が65%もあり、また「世の中変えていけると思わない」が多く、これは米・韓の若い人達とは全く反対である。また、年配の人には良く理解できなかったが、今ケイタイで「モルゲー」(仮の自分になる)というゲームが流行っており、本当の自分に自信がなくコミュニケート出来ない表れではないか。

*「カタリバ」では「ななめの関係の出会い」ということを大切にしているという。即ち学生の直属の関係者である親と先生の言うことは素直に聞けないが、身近な先輩・お兄さんお姉さんという斜めの関係の人とは話し易く聞きやすい。

*「初めて自分の話をまじめに聞いてくれた人が居た」「話をしているうちに自分のことが判ってきた」などという、学生の喜びのアンケートが続々来ると嬉しいし、話し相手になってあげることが如何に彼等にとって大切なことか、判って来るという。

*学校は覚える勉強ばかりしていて、自分で考えることをしてこなかった。昔は良い大学に入り、良い会社に入るという共通の目標に、学校教育も邁進してきたが、今は世の中が多様化してきており、学校の先生だけでは対応しきれないことも多く、先生はどのように学生をリードして行ったらよいか困っている。カタリバの手法は段々カリキュラムにも組み入れられてきているが、カタリバはあくまでもお手伝いである立場は忘れてはいけないという。リヤルな話を、身近な先輩達や経験豊富なボランティアの大人が、学生の目線で判りやすい言葉でしゃべることが、高校生には大変参考になる。

*NPOであり資金面では、企業の協力もあるが最近厳しく、理解ある企業の紹介・募金など参加者への協力要請があった。

次世代に夢を持ってもらう大変貴重な地道な活動に対して、参加者から賞賛や色々質疑があった。

今日の理事長のお料理のテーマは、「カタリバの活動拠点の青森と沖縄の味とに」ということに基づいて、「沖縄宮廷料理ラフティー」、「青森といえば帆立・美味しい帆立ご飯」、「豚汁」、 「やまうの塩鰤」、「うるい、キュウリなどの野菜サラダ」など合計33種。

(文責 JKSK事務局)

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