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JKSKサロンレポート 
JKSKでは毎月スピーカーを招き、会員とゲストの交流会を開催しています。5月の交流会は、富士ソフト企画(株)、人材開発グループ長の遠田千穂さんをお招きし、お話をうかがいました。

●JKSK会員とゲストの交流会 5月

講 師:遠田千穂さん
テーマ:「自立・寛解・就労-無限の可能性を秘めて~精神障害者雇用数日本一の企業からのメッセージ」

今日の講師の遠田千穂さんの経歴は、ユニークである。大学で臨床心理学を専攻、在学中から自衛隊中央病院精神神経科の病棟でカウンセリングにあたる。その後、教員や商社勤務などを経て、2008年に現在の富士ソフト企画社に入社するが、今でも年に一度予備自衛官(陸上)として訓練を受けているという。

富士ソフト企画社は“精神障害者雇用数日本一”の企業であり、遠田さんは「障害者に、如何に自立して・くつろいで・普通に働いてもらえるか」、障害者の職場定着とその特性能力の活用に毎日挑戦されている。今日は「障害者雇用」についての事情・裏話などを話して頂いた。

* 一口に障害者といっても、概略次のように分類される;

①身体障害者 350万人、
②知的障害者 46万人、
③精神障害者 260万人
= 合計656万人
(実際はもっと多いと思われる。特に③は500万人とも言われる。また、発達障害者はどこに?)

* 知的障害と身体障害は生まれつきの場合が多いが、精神障害は20歳頃から、会社に入ってから障害になるケースが多いという。

* 富士ソフト企画は、障害者が社員の85%を占めている“精神障害者雇用数日本一”であるという。
(精神障害が55%、知的障害14%)。仕事は障害によって分けるのではなく、各自の得意の分野 によってきめており、勤務体制としてはフリータイム制が有効であるという。)

* 障害者であることを、自分でどのくらい受容できているかが大切である。「暗黙知」から、きちんと教える「形式知」にすることが肝要である。障害をオープンにして、さまざまな障害者が補い合って仕事をすることにより、かえって障害症がよくなるという。

* IT企業は障害者の特性を活かせる業種が多く、健常者一人で二人の障害者を雇えるし、その能力の引き出し方により大きい戦力となることに、企業はもっと気がつくべきである。

お話を聞いて、健常者はもっと障害者のことを知るべきであると痛感した。特に交通事故などにより障害者となる人も多く、何時誰が明日にでも障害者になるか判らないのが現実を認識して。

今日は講師のお話以外に、特に二人の会員から下記ご案内があった;

  • 梶田恵臣さん;6月13日(日)にこのオルタナ・サロンで、AUW-JKSK連携P支援のためのFundraisingチャリティーコンサートのご紹介。(1部:木全さんと梶田さんの対談、2部)梶田さんグループのお琴とヴァイオリン・ピアノの演奏、3部:茶話会)
  • 阪口史保さん:インドの社会活動家・芸術家であり、「ボーンフリーアートスクール」活動を展開しておられるインド人ジョン・デバラジさんを紹介。特に児童労働者のインドに於ける実態を説明された。戦争経済が児童労働者を生み出し、搾取されているその労働産物は実は日本向けが多いという。芸術(音楽・演劇・絵等)を通して児童が平和に生きられる社会を築いて行きたいと、強く訴え日本人の認識・協力を呼びかけた。

 
今日の理事長のお料理のテーマは、「絶対イタリア料理です」という講師の即答にお応えして、「アラビアータ」「ボンゴレ」「ぺペロンチーノ」などのスパゲッティ、ピザ、Italianソーセージ、ナムル丼、 蟹ピラフ、肉じゃが、青椒肉糸、太巻き、筍の大和煮など35種。

(文責 JKSK事務局)

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