English Site  
 


JKSKサロンレポート 
JKSKでは毎月スピーカーを招き、会員とゲストの交流会を開催しています。11月の交流会は、株式会社生活の木代表取締役の重永忠さんをお招きし、お話をうかがいました。

●JKSK会員とゲストの交流会 11月

講 師:重永忠さん
テーマ:「世界一思いやりのある企業をめざして~半径1メートルを幸せにする経営」

今日の講師は、重永忠さん。「従業員満足度 東日本でNo.1企業」として紹介された会社の若き社長である。

重永さんは、今迄このサロンでもお話をして頂いたオルタナの森さん、ワイスワイスの佐藤さん、木全さん達と共に、「オルタナサロン」(Change The World)の共同経営者であり、その代表者でもある。

表参道で生まれ父の会社を継ぎ、途中セブン・イレブン-ジャパン社に入社したが、「21世紀の地球を考え人間として「どうのように生きるか」(life style ではなくlife ware)を模索して行って、「生活の木」を1993年に創業。日本オリジンのThe Body Shopとも言えるが、奇しくも木全さんが日本で初めてオープンしたThe Body ShopのFlagship Shopと隣り合わせに生活の木の本店がある。

さて、重永社長の理念・方針はどういうものなのだろうか。それは、真に素直で強烈で素晴らしい;

1)“植物・ハーブの持つ自然の恵みと力”を活用して、“自然・健康・楽しく”人間が生きるという事が重永さんの原点・理念である。

2)具体的な仕事の方針は、①グローバル ニッチを狙う、②オンリーワンになる(ハーブを世界40カ国から輸入しているが、自ら開発・生産・輸入・販売を一貫して手がけている会社は他にない)、③他人の真似はせず、初めてのことをやる、④誰もやらないことを開発していく、⑤全て自前でやる。

(それは、アウトソーシングをしないという事で、これは大変なことである)。

3)日本における植物・ハーブの認識度は、重永さんの活動もあり、次のように変遷して来てるという:

  • 1977-1986 ハーブライフ文化の創成期。
  • 1987-1996 ハーブガーデン出現。認知期。
  • 1997-2006 アロマテラピー普及期。
  • 2007~   ハーブアロマテラピーによる社会貢献期。

4)重永さんのもう一つのこだわりは、あくまでも「本物」と「実」を求めること、実感・実体・真実を大切にする。別な言い方をすれば「質と濃さ」を追求する事。「ネット」の世界は本物ではない。

5)会社の概況:社員600名、95%は女性。100店舗あるが、どれも同じものは作らない。セブン・イレブンと逆のことをやっているという。CS(顧客満足)よりは「顧客感動」、さらにそれ以上にES(従業員満足)を大切にしたい。

6)海外での事業として「コミュニティートレード」を行っており、その取り組みはユニークである。台湾とスリランカに拠点・現地会社を持っているが、更に次のような事業に取組んで来ている:
①ガーナでのシアバター石鹸作り。  
②アマゾンのローズウッドプロジェクト。苗木を植え、資源を増やしながら、その土地の人々の生活を豊かにしていく。
③マダガスカルの香料開発活用など。

いろいろな質問に答えて、思いやりのある企業・半径1メートルを幸せにする経営は、「1年先を考えれば穀物を植え、50年先を観れば樹木を植え、100年先を想えば人を育てる」であり、また、人間同士の「縁」を大切にする経営をしていきたいという。

今日の理事長の手料理のテーマは、「ちゃんこ鍋」元相撲取りの弟が吉祥寺でちゃんこ料理をやってますとおっしゃる講師のご希望により、全くの初挑戦ですが、塩味、木全ならではのこくのあるちゃんこ汁、10種の具の「ちゃんこ鍋」、蟹ピラフ、山菜ちらし鮨、ゆでポーク、いわき産秋刀魚の甘露煮、棒々鶏、青椒肉糸、冷しゃぶ、若鶏の唐揚、肉じゃが等など34種、飲み物も講師のご希望を入れて、ワイン、ウイスキー、ビール、ソフトドリンクに加え、にごり酒(田舎酒座の五郎八)、焼酎(JINRO)、更に中川様差し入れの日本酒(〆張鶴しぼりたて生原酒)。

(文責JKSK事務局)

 

バックナンバーリスト

2010年10月 【第64回】「現場の心に火をつける! らしさマネジメント」  浜本亜実さん
2010年9月 【第63回】「ワイス・ワイス、グリーンインテリアブランドとしての取組み」  佐藤岳利さん
2010年7月 【第62回】「日本社会における女性のキャリアとアイデンティティの日独比較研究」  ワッカ・アンネ・ステファニーさん
2010年6月 【第61回】「19歳で来日して25年、旅行社の幹部としてCSR活動 ~観光のみではなく、途上国との交流・実体験の機会を日本の若者達に~の企画に燃える」  Bobby Azadul Haqueさん
2010年5月 【第60回】「自立・寛解・就労-無限の可能性を秘めて~精神障害者雇用数日本一の企業からのメッセージ」  遠田千穂さん
2010年4月 【第59回】「婚活ブームと言われるが、今どのような現状になっているのか?」  白河桃子さん
2010年3月 【第58回】「雑誌オルタナとの3年~その哲学と仲間たち」  森 摂さん
2010年2月 【第57回】「カタリバの誕生と今日までの活動」  今村久美さん
2010年1月 【第56回】「家事代行サーヴィス産業が産声をあげた1999年!」~女性の笑顔の価値~ 高橋ゆきさん
2009年11月 【第55回】「中東諸国を歴訪して」 多田幸子さん
2009年10月 【第54回】「ぼくの村は戦場だった~紛争地で生きる人々~」 山本美香さん
2009年9月 【第53回】「Diversity & Inclusion」1万人調査から見えるもの 堀井紀壬子さん
2009年7月

【第52回】「日本農業再生への具体的な Road Map」 山峰國彦さん

2009年6月

【第51回】「行財政改革の切り札 ~パブリシティーから見た事業仕分け~構想日本の取組み~」 西田陽光さん

2009年5月

【第50回】「アジア女子大学(バングラディッシュ・チッタゴン) ~アジアの先進国日本、日本人としての参画を ~」 キャシー・松井さん

2009年4月 【第49回】「フィトテラピー(植物療法)を医療で活かす欧州に見習う」 ~ Au Sein des Femmes(オッサンデファム・女性の乳房と健康を守る会)日本支部のこれからの活動  森田敦子さん
2009年3月 【第48回】 食の安全~日本ハム(株)社外重役をお引き受けして 早川祥子(サチコ)さん
2009年2月 【第47回】 学習する組織だけが生き残る~チーム・ダーウイン 熊平美香さん
2009年1月 【第46回】 笑顔の父親が増えている~パパ力(チカラ) 検定 安藤哲也さん
2008年11月 【第45回】 絵の楽しみ 山崎富治さん
2008年10月 【第44回】 弁理士とは何か? 吉井一男さん
2008年9月 【第43回】 自衛隊と女性 ~イラク派遣を経験して~ 佐藤正久さん
2008年7月 【第42回】 グローバル教育 ~地球村への10のステップ 渥美育子さん
2008年6月 【第41回】 コンプライアンス不況を脱して活力ある日本経済を復活させるために 大久保和孝さん
2008年5月 【第40回】 日中韓フォーラム発足が意味するもの 松尾篤さん
2008年4月

【第39回】 「Cradle to Cradle」~ゆりかごからゆりかごへ~ (世界を新しくする ものづくり) 岡山慶子さん

2008年3月

【第38回】 なぜ、米国女性は昇進も子供も諦めないのか 治部 れんげさん

2008年2月 【第37回】 韓国の食文化~キムチのお話 崔 誠恩(チェ・ソンウン)さん
2008年1月 【第36回】 一人称のキャリアを目指して 田中幸子さん
2007年11月 【第35回】 ポテンシャルの高い女性がどんどん入社してくる・・なのに・・私はチャレンジしています。 大竹 千広さん
2007年10月 【第34回】 狭心症と心筋梗塞 木全心一さん
2007年9月 【第33回】 日本の七不思議 佐藤玖美さん
2007年7月 【第32回】 日本のグローバライゼーションを考える 塚本弘さん
2007年6月 【第31回】 「気が付くか、気付かぬかの勝負」~日本の外で何が話題になっているか~ 木内孝さん
2007年5月 【第30回】 被害者、その家族・親族の苦しみの実態を、彼らの人権を考えよう 志賀こず江さん
2007年4月 【第29回】 政治に何が欠けているか ~そして、母を語る~ 橋本五郎さん
2007年3月 【第28回】 「女劇YOKTO23KU」~人脈形成のキーポイント~ 弓山桂司さん
2007年2月 【第27回】 どこかおかしいこの社会~日米両社会を知り尽くした日系三世の目から~ 佐渡アンさん
2007年1月 【第26回】 お母ちゃんの家 宇津崎光代さん
2006年11月 【第25回】 50歳からの挑戦・女性たちの思いを映画に託して 松井久子さん
2006年10月 【第24回】 渋沢栄一の世界 渋澤雅英さん
2006年7月 【第22回】 日本人としてゴスペルを歌っていきたい 内田奈々子さん
2006年6月 【第21回】 カンボジアで児童買春と戦うソーシアルベンチャー 村田早耶香さん
 
▲このページのトップへ 
2008©JKSK All Rights Reserved.