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 第123回JKSKサロン●JKSK会員とゲスト定例交流・勉強会

「ミンダナオの子ども、日本の子ども 生きる力って何だろう」

松居友さん
      ミンダナオ子ども図書館 設立者・館長

2016年10月19日(水)19:00~21:00
「CULTURE」(表参道)

本日の講師は松居友さん。「ミンダナオの子ども、日本の子ども 生きる力って何だろう」をテーマにお話いただきます。

フィリピン/ミンダナオはイスラム地域。戦争も多いために孤児になった子ども、また先住民族の中には貧困も多く家庭が崩壊していることもあります。そんな子どもたちの居場所、それがミンダナオ子ども図書館です。ミンダナオ図書館と言っても図書室があるわけでもなく、読み聞かせをし、教育を与え、みんなが一緒に暮らしている・・・そんな場所です。図書館でありながら、医療の許可もいただいていますし、あらゆる分野にわたって子どもたちをケアしています。

私が最初にフィリピン/ミンダナオに行った時、銃撃戦を目の当たりにしました。その悲惨な光景がきっかけでミンダナオ子ども図書館をNGOとして設立しました。設立にあたって妻のエープルリンが大きな力を発揮してくれました。フィリピンの女性は「何もできない」と言いながら、とても大きな力を発揮してくれる・・・いつかJKSKで妻の話を聞いていただければと思います。

「平和になって欲しい」というのが現地の人たちの願いです。イスラム教とキリスト教が対立しているかと思えばそれだけでもなく、40年間も戦争を繰り返しているのです。この地域には広大な石油資源やレアメタルが豊富に眠っている場所で、どうやらそれが起因して戦争が続いているようです。そんな中で一番被害を受けているのが子ども。私たちは「愛」だけを持って現地の子どもたちに接しています。

難民というのは国外に出られる人たち。そしてこれはまだお金がある人たち・・・2008年の国連の調査によると難民になれない避難民の累計が世界一多いのがフィリピン/ミンダナオなのです。

ミンダナオ子ども図書館の子どもたちは奨学金を得て、望めば大学まで行けるようにしてあげています。そのような子たちが、ミンダナオ子ども図書館で様々なイベントを企画しています。毎年“平和の祈り”を踊りで表現するイベントがあります。とても素晴らしい表現力です。こういったイベントが子どもたちの力になっています。子どもたちに笑顔が戻ってくると、村が元気になります。子どもが元気になると、未来が明るくなるのです。

ミンダナオの子どもたちの生きる力。本当の兄弟ではなくてもお互いに声を掛け合い、大変な環境の中でお互いに支え合って生きて行くことが、生きる力となっています。果たして日本の子どもたちはどうでしょうか・・・

ミンダナオ子ども図書館サイトはこちら
http://www.edit.ne.jp/~mindanao/mindanews.htm

(文責:事務局)

 

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