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 第125回JKSKサロン●JKSK会員とゲスト定例交流・勉強会
「女性のベンチャースピリット 女性の起業について」
森田敦子さん
      (株)サンルイ インターナッショナル 代表取締役
      NPO法人JKSK女性の活力を社会の活力に 副理事長
2017年1月18日(水)19:00~21:00
「CULTURE」(表参道)

本日は講師森田敦子さん。女性の起業をテーマにお話頂きました。

大学では中国語を専門に学び最終の論文は中国語で中医学における漢方の効用を書かせていただきました。その中国語が縁で平成元年全日本空輸の客室乗務員として仕事をさせていただくことになりました。当時全日空は海外路線も始まったばかりで将来を見込んで中国路線を取っていくことを一つの企業目標にしていました。

私はそこで気管支喘息の発作を起こし休職を余儀なくされたことが人生の節目ともなるきっかけになりました。8か月の休職後もう一度復職させていただくも薬が手放せない事と、疲労感が昔の自分とは違う。5年働き一度仕事を辞めて、フランスのパリ13大学医薬学部の自然療法学部に薬草学「植物療法 フィトテラピー」を学びに渡仏しました。フランスでは身体の免疫力を常に高めておくことを大切に考えています。その一つに自然の調剤室でもあるエルボリスアというハーブ薬局が当たり前に存在しています。

薬草を専門的な学んだ薬剤師やアドバイザーがアドバイスをしてハーブやチンキやサプリメントを提供していきます。又そこには化粧品ではないけれども肌の炎症やアトピーなどで悩む方々の軟膏も用意されていて私はここでどれほど救われたかわかりません。

もうひとつ見習いたいことはオーガニックのbioのマーケットが盛んで食材にもオーガニックの野菜から肉、そしてたくさんのハーブがとても安く売られています。

食の安全と言う観点からみると日本とは別格に差があります。

大学での勉強だけでなく生活に密接に関係する食や薬草などの取り入れ方を見ていつかこういう事を日本に広げていきたいと考えるようになりました。

20年前に帰国して初めに行った作業は研究です。大学院の門をたたき薬草の成分の分析から抽出までポスドクの方々の力をかりて調査しました。

こういった臨床が起業し仕事として薬草を扱うには大切なポイントとなりました。

現在では薬草の成分を新しく抽出して原料を作り上げたり、化粧品や軟膏等の製造、スクールとして薬草を学べる事業も同時に起こしました。

エルボリステリアにおいては自社で出来る規模ではなかったので(株)マッシュビューティーラボと言う会社と組ませていただきコスメキッチンと言うお店に展開させていただきました。ハーブやチンキ類は日本人用にフランスで作り直しが必要でした。薬事法が国によって違います。様々な困難がある中で夢を形にしていくことを少しづつ覚えていきました。中にはよくない事もあり裁判をしたり、赤字の穴埋めに奔走しなくてはならないこともありました。起業にはリスクが伴うと言われますが、まさにその通り。

起業の初心を思い起こします。なぜこの事業を始めたいと思ったか!

私は自身の経験から健康であることの大切さを深く知ることになりました。

そこで学んだことを特に女性の為にしっかりと伝えていき、そのテーマをスクールで学んでくれた方々に小さな起業を起こしてほしいと思ったことがきっかけでした。

その強い気持ちに今も揺らぐことがありません。だからこそ辛いことがあっても折れることなく続けられているのだと思いました。リスクばかりではなく幸せなことも多いのが起業のひとつ。笑顔でありがとうと言われてお金を頂く。その嬉しさと幸せ感は格別です。小さな起業はこれからの女性の生き方の一つになっていくことを信じています。

(文責:事務局)

 

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