「令和時代に働く女性の知恵袋~ロールモデルなき時代に人生を謳歌する」をテーマに開かれたオンラインフォーラムは、11月末から2週間の募集期間で、20名の参加を得、12月4日から12月17日の2週間に開催されました。
ご参加の方々からは、こんな問題で話してみたいという申込時のコメントがありました。

  • 妊娠中のケアや注意点、産休時の過ごし方
  • 育休からの復職時期
  • 仕事の作り方
  • 起業も考慮中
  • 人生後半の働き方 など

以下は、投稿されたコメントのサマリーです。

★第1子妊娠時の悩みについて
今も昔もかわらず母体の健康を保つのは非常に大変だということ、変わってきたのは、外部サービスの充実や、職場での周囲のサポート体制や制度が、妊娠から育休、時短勤務まで配慮がされてきているということ。
一方で、そのしわ寄せが独身者や子どものない人(子育て終了者)に大きくのしかかっていて、不公平感が免れない、なんともモヤモヤしている・・・またそのモヤモヤを人に言うことができずにいる、という現状についてコメントがありました。
それに対して、サポートを長年やってこられた方に対する賛辞や感謝とともに、職場の上長の責任や、話し合える環境が大事とか、子育て中の人も、残業や休日勤務もやっている事例など様々な意見が出されました。介護や自分の病気の問題もありますから、
誰もが働きやすい職場を作っていくことが大事ですね。
また相も変わらず子育ては女の問題との認識は、おかしい。子供は社会の担い手なのだから、父親や家族の参加、地域の周りの人の参加を促す、というご自身の經驗とご意見もありました。これは自営業やフリーランスで代替ができない働き方をしている人には極めて大事なことでしょう。


★人生100歳時代、新たな仕事や働き方をもとめて可能性を広げるべく、大学院にチャレンジするなど、頼もしい生き方も紹介されました。
一方では現時点での仕事との折り合いが付かずチャレンジを断念したり、方向付けに悩んでいる人も。
こういうやりとりを聞きながら(見ながら)何かヒントを見つけたり、一人じゃないのだ…と共感したりもできたようでした。


★フォーラムの意義に関しては、自分の意見に賛同のコメントを貰えたのはとても嬉しかった、という方も多いので、「安心してまじめな意見を交わせる場、普段なかなか言えない事も言える場」としての存在価値は高いのだと考えています。またこれらのやり取りから沢山のヒントが得られます。


「働く女性のフォーラム」は、これから社会を担っていかれる若い方々の頼もしい味方なれば、と願って開発した、まだ発展途上のサービスです。皆様の運営についてのご意見を参考に今後とも改善していく所存です。どうぞまたご参加ください。