NPO法人JKSK
会長 棚澤青路

JKSKは今を去る事139年前、1886年に日本国の近代化への切なる願いの中で「日本婦人の国際化と社会参加」を目的に渋沢栄一、伊藤博文、勝海舟、大隈重信等の時の指導者179名がそれぞれ私財を投じて設立した団体です。
残念ながらその後、国家主義への偏向が進み所期の目的は達成されず、学校法人「東京女学館」を1889年(明治21年)に創立し昭和初期に解散致しました。
それから114年後の2000年に渋沢栄一氏のひ孫であられる渋沢雅英様と木全ミツ元理事長が出会い、「これからは女性の活力をもっと活用して日本を再生させよう」と21世紀版JKSKがNPO法人として誕生いたしました。
創業は易く守成は難しと申しますが、長きにわたりJKSKにご尽力されてこられました渋沢雅英様、木全ミツ元理事長、理事、監事の皆様に尊敬と感謝の気持ちを忘れずに、今後も変わる事を恐れず、たくさんの縁を大切にし、縁を絆に変えて女性の活力を社会の活力にを念頭に活動して参ります。
NPO法人JKSK
理事長 藤澤なぎさ
二十五年前、世界三大ボランティア団体でありますキワニスクラブで木全ミツ元理事長、棚澤青路会長とご縁を頂き、令和五年度より理事、そして令和六年度より理事長をお引き受けする事となりました。歴史ある団体に関わらせて頂き、その重責を身にひしひしと感じております。
JKSKは、1886年に日本の近代化の大きなうねりの中で「日本婦人の国際化と社会参加」を目的に時の指導者179名が私財を投じて設立した「女子教育奨励会」を前身としております。2000年になり、不透明さを増すこの時代にこそ女性の活力をもっと活用して日本を再生させるべく誕生致しましたのが二十一世紀版JKSKであり、2010年に認定NPO法人として認可され、活動を続けております。
立志以来、JKSKを支え育ててこられた皆様、お力添えをくださっている皆様への尊敬と感謝の気持ちを胸に刻み、会の継続に努力して参ります。今後とも皆様からのご指導、ご協力を賜りながら、「女性の活力を社会の活力に」の大きな目標に対し、時代が必要としている課題に取り組んで参りたいと思います。
前任者同様、今後も更なるご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。