テーマ「非営利組織・企業の共創による未来社会
~セクター・国境・世代・組織を越えた協働のインパクト」

一般社団法人WIT(WorldInTohoku)山本 未生 氏

2019年7月13日(土)に開催した、JKSKの新しい運営体制の下で展開するセミナー&交流会のレポートです。

従来続けてきたオフ会を拡大し、新たな形でのスタートになります。
今回セミナー参加は32名、交流会参加は28名でした。
性別、仕事・ポジション様々、年齢層も20歳代から80歳代まで幅広く、まさに「多様性」を絵に描いたような会でした。
交流会も、知らない同士がすぐに打ち解けて話が弾み、講師を囲み、夜遅くまで時間を忘れて盛り上がりました。
以下セミナーのレポートです。


7月13日、一般社団法人WIT(WorldInTohoku)の設立者であり代表理事の山本未生さんをお招きしました。

山本さんが社会貢献活動に関わるきっかけとなったのは、大学時代のマレーシアのNGOでのインターンでした。社会のためになる活動をしているにも関わらず資金が乏しい、ネットワークも充実していない…そんな現状を目の当たりにし、卒業後は民間企業へ就職されました。ボランティアを続けながら、MBAプログラムに入ろうとした直前に起こった3.11を機に社会起業家を支援する社団法人ワールド・イン・アジア(WiA)を創設されました。この組織がWITの前身です。そしてMITのMBAプログラム修了後は社会起業家として活動を始められ、社会的企業やNPO法人を対象に、資金面やビジネスモデルづくり、組織の作り方などの支援をされてきました。講演では、被災地の高齢者が体を動かし健康に過ごせるよう支援するサービスなどをご紹介頂きました。 

山本未生氏講演会の様子

山本さんが力を入れておられるのは、セクター・国境・世代・組織などの境界を乗り越え様々な人と協力して社会問題を解決できるリーダーを育てることです。そのために重要な力の1つは、自分を理解する、社会で起きている問題を知る、自分たちに何が出来るかを自ら考えるといった「アジェンダをつくる力」です。もう一つは、「役割をつくり、他者と担い合い、行動する力」だそうです。
今の日本国内、そして世界でも深刻な社会問題を解決するため、多様なセクター間の連携が求められています。

今回の山本さんのお話はもちろん、遠方からお越しになった方々を含む多様なバックグラウンドの出席者の質問を通して、山本さんが育成を目指す「越境リーダー」の存在がどれだけ重要か痛感いたしました。あらゆる社会問題を「自分ごと」として捉え、まずは少しずつでも、そして誰かと一緒に行動を起こしてみる、そうした一つ一つのアクションの積み重ねが社会を変えていくのです。世界中で社会問題解決に取り組む人々を見てこられた山本さんのお話を参考に、「明日から職場でこんな風に行動してみよう」、そう前向きな気持ちになられた方が私を含め多くいらっしゃるのではないかと思います。山本さん、本当にありがとうございました。

講師を囲んでの交流会の様子
講師を囲んでの交流会の様子

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